夏の支度 [人形装束と着物]
平成18年7月15日(土)
昨日、仕立てを頼んでいた浴衣が届きました!!
なかなか好い仕上がりで感動です。ちゃんと居敷き当てまで付けてくれてあったし、
袖を通すのが楽しみです。
梅雨が明けて夏が来るのが待ち遠しいな。
夏ってご先祖様が帰って来る季節でもあるけど、
私たち生きてる人間も「元の日本人にかえる」季節でもあるような気がします。
どうしてなんでしょうね。夏だけにこんな言い様のない懐かしい気持ちを抱くのは。
↓昔の武家の女性の夏姿、腰巻小袖です。
足元がサンダル履きなのは見逃して下さい。
腰巻小袖、大好きなんですよ〜。
後姿なんか、腰からピョコンと耳が出てるみたいで可愛いの何のって。
ちょっと「脱皮しかけ」って感じもして、妖し気な美しさも覚えます。
↓お祭りシーズンも近いので股引(ももひき)も作ってみました。
縫ってみて解ったんですけど、股引ってとっても立体的に裁断されてるんですねぇ。
驚きました。
縫い合わせる前のパーツだけの状態だと、
どうしてこれがズボンの形になるんだ?って、わけワカランへんてこな図形なのに。
昔の人の創意工夫に感動です。
2006-07-15 06:49
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池部ハナ子
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