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オホカムヅミノミコト(桃の神名) [うんちく]

平成19年9月28日(金)

今年は桃を食べ損なってしまいました。残念。
持ち運びに気を遣うから、荷物が多かったり重かったりすると、
ついつい買う機会を逃してしまうんですよね。

そう言えば、現在日本で普通に食べられてる丸い桃って、
明治以降に西洋から伝わった品種を改良した物なんですってね。
それ以前の桃は、今よりずっと小振りで鶏卵くらい、ちょっと細長くて先が尖ってて、
しかも毛深いって、どうにもこうにもエッチくさい色形をしてたそうです。

(ご参考までに「稲田桃」または「キームム」で検索してみて下さい。)

桃が多産や長寿の象徴だとか、ヨモツヒラサカのたもとに生えてたとか、
ヨモツシコメがその実を投げ付けられてすっ飛んで逃げたとかいう話も、
さもありなん、合点がいきます。
死穢の国のものが、おっぴろげジャンプくらったようなもんですよ。そりゃ逃げますわな。
まさしく生命を産み出す門戸、死の対極ですもんね。

…えーと、真面目な話のつもりですが、不快に思われた方がいらしたらお詫びします。
ゴメンナサイ。

↓ラクガキです。萩の花もそろそろ終わりかな…。


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ハロウィン許さん [旅と風物 物見遊山]

平成19年9月25日(火)

バレンタインもクリスマスも、楽しい行事が増えるのはいいんじゃない?
と、好意的に思えるけど、ハロウィンだけがどうしても許せない〜。
大体、日本の夜闇に魔女だの狼男だのフランケンだの、許せん。
一つ目小僧やろくろっ首や一反木綿なら許せるけれど。(怖過ぎ?)

それよりも、「お月見泥棒」復活させればいいのにな。
今の世情じゃいろいろと問題があるのかも知れませんけど。
お月見のお供え物を、子供達が闇に紛れてこっそり盗んで廻る。
盗まれたお家は、神様が持ってってくれたといって喜ぶという風習。
実は、私の故郷じゃ今もやってる地区があるらしいです。
ただし、玄関から堂々と「お月見泥棒でーす。」と呼ばいながら、
子供達が集団でお菓子貰って廻るようになってるとか。
工夫次第ってとこでしょうか。

そう、今夜はお月見です。
かつては子供達が妖怪どころか、神様に化けられる一夜だったんですね、お月見の夜は。

(…許せんとは言いつつも、南瓜のお菓子が色々出回るのはちょっと楽しみにしていたりして。
ハロウィン。)

↓ラクガキです。水彩楽しいな。


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彼岸花ちゃん [文化芸術]

平成19年9月18日(火)

そろそろ今年も彼岸花の季節だなぁと思ってラクガキ。

↑これ、すぐ下の9月8日の日記に載せた絵と同じMO紙なんですけど、
スキャナで取り込むとなんか地模様が出ますね〜。画仙紙みたい。
9月8日の絵は、実はサイズが大きくてスキャナに収まらないので、デジカメで撮ったのでした。
いつになっても同じような事してても、日々新しい発見はあるものですね。


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しゅんどる(方言) [文化芸術]

平成19年9月14日(金)

水彩紙のブロックという物を初めて使ってみました。
スケッチブックやパッドは紙の一辺だけが綴じてありますが、
ブロックは紙の四辺を糊で固めて綴じてあるので、
そのまま描いて後で剥がせば水張りが要らないという便利な物。
とりあえず押し入れからカラーインクを出して来て、カラーチャートを作ってみました。
持ち腐れてるから、たまには日の光を当ててやらないと。
さて、紙が乾くのを待って、一番上の紙を剥がしてみたら、

「しゅんどるーー!!」

ばっちり下の紙に色が移ってました…。
2枚目はもとより、3枚目にもうっすらと。たっかい水彩紙を2枚も無駄にしてしまいました。
顔料を水に溶く絵具なら、水分だけが抜けて行くので問題ないんでしょうけど、
染料で水そのものに色を着けたカラーインクはそうはいかないんでしょうね。
今度から1枚ずつ紙剥がしてから使おうと思います。ブロックの意味なし?

↓色移りしてしまった紙に、新しく買った透明水彩絵具の試し塗り。

クサカベの透明色。赤と緑が綺麗です。色に和名が付いてるのも可愛らしい…。


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カラーチャートは楽し♪ [文化芸術]

平成19年9月8日(土)

長い間ゆとりがなくて、ずっと放りっぱなしになってた絵の具やら水彩紙やらで
色見本を作って遊んでみました。
都心に出向いたついでに、最近人気があるらしい水彩紙も幾つか買って来てみたりして。
漫画のカラー原稿はもはやCG主流になりつつあって、
手描きはマーカーでも珍しいくらいですもんね。
久し振りに水彩絵の具触って癒されました。色も目に鮮やかで心が潤うし。

個人的に好きな紙にMO紙っていうのがあるんですけど、久し振りに店頭で見たら、
随分高くてびっくりしました。こんなに高かったっけ?アルシュと変わらん…。
アルファベット名だけど、実は手漉きの越前和紙じゃ仕方ないのかも。
表面もろくてドラフィティングテープにも負けるので慎重に扱わないといけないし、
見た目はもさもさして便所紙みたい(失敬!!)だし。
高い上に扱いに手を焼く難しい紙。
だけどそれが、絵の具を乗せると眼が吸い込まれそうなくらい
なまめかしい透明感を放つんです。たまらんです。
好きだけど、滅多に使えない高嶺の花です。

↓これはそのMO紙に描いたもの。ヌードでスミマセン。
黒、白、セピアの3色描き。


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(C) 池部ハナコ IKEBE, Hanako   
池部ハナ子

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