手描き地獄

平成20年8月31日（日）

ようやっとポニョ観て来ました。

((( ギャーーー!! フナムシーーーーー!!!! )))

で、しょっぱなからイキナリめげました。
郷里の海の防波堤にもドッサリいましたよ。
ヤツら、なんかもう異界の生き物みたいで、
見た目はゴキそっくりだけどゴキ以上に怖いです。
この世の物とは思えないマッハの速度で、
音もなく大群が移動するんですよー。
空中浮揚してるんじゃないのかと思う程です。
絵で見せられると実物見るより生々しいぃ〜。

もし自分がアニメーターで、フナムシ係にされたらどうしようって、
ちょっと本気で心配しちゃいましたよ。
延々とフナムシの群れを、一匹一匹、手描きで描かされるんですよ〜。
そんなの想像しただけで気絶しそうです。
あな恐ろしや手描きの地獄ぅ〜・・・。

↓そろそろ秋の気配の今日の空。

ガンねた出来るかも…(不謹慎)

平成20年8月29日（金）

癌検診に引っ掛かっちゃいました。ガーン。
なんて、アホな駄洒落かましてる場合じゃないのかも知れませんが。
まあ、引っ掛かったとは言っても経過観察付きだし、
万が一 黒確定でも初期だろうし〜。
そんな軽い気持ちで、念の為に指示を仰ごうと、
持病の掛かり付けの病院に電話しました。
癌検診を受ける事は伝えてあったので。

そうしたら、取り次ぎの看護師さんも主治医も、
今まで聞いた事もないような緊張した声で出て来てくれちゃって、
かえって不安になっちゃいましたよ。

(な、何や私、もしかしてヤバいのか?!)

…なんて。
いつもは、何でそんなに元気なの？ってくらい、
アホ(スミマセン)みたいに陽気な人たちなのに。
もしかして気を使ってくれたのかな。
こういう時の対応って、どんなに気を使っても、
どうしても波風が立ってしまうのは仕方がないですねぇ。
どちらの立場にしても。
まあ、いつも通りに陽気に対応されても困っちゃいますけどね。

↓今日のラクガキ。


↓もういっちょ。

サントリーでガッカリ

平成20年8月14日（木）

サントリー美術館へ、楽しみにしてた
「小袖 江戸のオートクチュール展」を見に行きました。
和服入館割引があるので、和服姿が沢山見られるかと期待して行ったんですけど、
日が悪かったのかなぁ、ほんの数人いらしただけでした。残念。
しかもあろう事か、その和服姿の人がでっかい音で携帯鳴り響かせちゃって、
えらいドひんしゅくをかってました。
勘弁してぇー(泣)。

とまあ、少々ケチが付いてしまったけど、
展示されていた小袖達はどれもこれも皆とてもステキでした。
小袖の他にも化粧道具や小間物、能装束、かいまき布団まで(笑)。
乳幼児用のちっちゃい振袖の前では、
どなたも「可愛い、可愛い」と顔をほころばせてました。

古くは桃山時代の小袖なので、色褪せてしまったものが多かったですけど、
当時はどんなにか輝かしい色彩を放っていたことでしょう。
そう思って見ていたら、平成の技術で当時の小袖を再現したものが一着、
展示されているのに気が付きました。
こういう企画は嬉しいですねぇ。
お蚕さんの命の名残りも生々しい、真新しい絹のきらめき。
どなたもため息混じりで眺めてました。

展示されていた小袖の中には、とんでもない箇所で接ぎ合わせてあったり、
背縫いで柄がずれまくってたり、幅出しの跡がくっきり残っているものが結構ありました。
高価だからと言う理由だけではないと思います。
きっと大切に大切に使われていたんでしょうねぇ…。

↓今日のラクガキ。

遊びをせんとや遊走腎

平成20年8月9日（土）

血圧が79-48ですってよ。
今までの最低記録です。毎年恒例の市の健康診断を受けてみたら…。
道理で、この夏はやたら立ちくらみがすると思いましたわ。
採血する時にも看護師さんがビビっちゃって、
血ィ抜きながら「大丈夫ですかー?!気分悪くないですかー?!」って。
いや、血圧は低いけど貧血じゃないですから。むしろ濃いくらいですから。
赤血球なんか多過ぎて、血管詰まらないかと心配なくらいですから。

毎年、夏はこんな調子で危くって仕方ないです。
いつ立ちくらみが来るか判らないから、台所に立つ時も、脚立を使う時も慎重です。
医師に、食生活で低血圧を改善できないかと相談した事もあるけど、
「出来ない事はないけど、体に悪いよ。」ですって。
あ〜そりゃそうだわ〜、で、笑ってお終いです。

…とまあ、ここまでは毎年の事なんですけど、
今年は医師に「遊走腎」の疑いがあると言われました。
なんじゃそりゃ、腎臓が体の中で駆けっこでもしとるんか？
なんて思ってしまいましたけど、
腎臓の位置が胃下垂みたいに下がっちゃう事だそうで。
症状が酷くなければ、特に治療の必要もないとか。

言われてみれば、ずっと思い当たる症状はありました。
たまに血尿を見るのも、時々眠れないほど腰がだるくなるのも、
腎臓が遊びまわってるせいだったんですねぇ。疲れてるせいだとばっかり。

ともあれ、原因が判れば人は安心できるものです。
これからは腰がだるくなったら、
「こりゃ腎臓、遊んどらんと早よ家へ帰れ!!」と言ってやる事にしますわ。

↓残暑見舞いに冷たいものでもどうぞ。

シアトルズベストコーヒーのダブルミントチョコチップジャバクーラ。
なんだか薬っぽいチョコミントです。

↓白瓜の浅漬け青じそ風味。香り高くて美味しいです。白瓜大好きです。


ところで北京オリンピックいよいよ開幕しましたねー。
開会式見てて思いましたけど、やっぱ凄いわ中国。凄いわ漢字。
凄いわ墨、筆、紙…。そして人。
漢字文化を創ってくれてアリガトウ…。

博物館のお化け

平成20年8月1日（金）

ちょっと夏バテ気味です。
先週、上野の国立博物館へ行った日がやたら暑い日で、
見てまわってる内に目眩がしてきて、早々に引き上げました。
いつもなら常設展や考古館まで見て来るのに。その後 数日へたってました。
その日は館内でも、休憩所でへたり込んでる人が沢山いましたよ。
それもその筈、その日の東京はこの夏一番の暑さだったそうです。

夏休み中なので、館内には小中学生の姿もちらほら見かけました。
本館の仏像展示室に入ろうとしたら、私の前を、兄弟なのかな、
小五くらいのお兄ちゃん、小三くらいのお姉ちゃん、
小二くらいの僕ちゃんの一行が入って行きました。
そしたら入ったとたんに、末っ子の僕ちゃんが、
お姉ちゃんにがっちりしがみついちゃって、
「怖いぃ～」なんて、怯えてるんですよ。
つい笑っちゃいました。

会場内は照明が落としてあって薄暗いし、
その中に仏像が ぼ～っと並んで浮かび上がってたら、
そりゃー子供には怖いでしょう。
お化け屋敷に見えたのかもね。
「今日は、博物館に行きました。お化けが沢山いて、怖かったです。」なんて、
夏休みの絵日記に書いてたりして。

↓今日のラクガキ。