明日は晴れかな描けるかな [猫]
この日記へ「寝たきり猫」で検索して来て下さる方が、結構いらっしゃるんですね。
猫は犬に比べて寝たきりになる事は少ないというのは事実なんでしょうけど、
20歳超えの猫ちゃんも珍しくない最近の事情において、
増えて来ているのかも知れませんね。
実際、私がマリちゃん(猫)の介護をするにあたって、
動物病院で受けた指導は犬の介護を基準にしたものでしたし、
これで良いのかよく判らない事が多くて、不安な事が多々ありました。
それで、及ばずながら少しでも不安を紛らす助けにして頂けるかも知れないと、
介護記録を漫画にして、ここへ載せてみようかと思ったんですが…
まだちょっと辛いんですよねぇ。
もう平気かと思ってたのに、へたれで情けない、自分。
そのうち何とか形にしたいな。
じめじめしちゃってごめんなさい。
↓一足早く水無月食べました。少しでも涼んで下さいませ。
三食頭突き付き [猫]
猫のマリちゃんの四十九日も過ぎて、はや忌明け。
お供えをあげて一緒に御飯食べるのも、きっぱり止めました。
もう猫の頭突きを喰らいながら御飯食べる事もないんだなぁ。
そろそろ感傷に浸るのは止めにして、生活の質を取り戻さないとね、自分。
猫が食事をしている間に、自分も御飯を食べていると、
満腹になった猫が今度はスキンシップを求めて膝の上に上って来ました。
甘えん坊の猫ちゃんにはよくある事ですよね。
マリちゃんときたら、膝に上っただけでは足りなくて、
フミフミ足踏みしたり、伸び上がって前足で顔に触れたり、
果てはお腹やあごに頭突きを喰らわして来ました。
よく「うぐっ」とか言いながら御飯食べてましたよ、私。(笑)
↑おなかいっぱい…。
↑おひざにのる…。
↑ラッコと一緒におこたでねんね。(のぼせ予防の温度計)
みんなひとつ [猫]
マリちゃんの忌明けまで、もうあと一週間足らずです。
猫用品を実家に置いて来たり、処分したり、寄付したりして、
もう殆ど部屋には残っていません。
広くなりました・・・。
マリちゃんの抜けた歯が、机の引き出しから出て来ました。
亡くなった時に、お墓に一緒に埋めてあげるつもりだったのに。
ああ、しまった〜と思ったけど、抜けたものだし、これくらいなら持っててもいいのかな。
亡くなった猫達の写真を眺めていると、
「一つになったんだなぁ。」という不思議な感覚が沸き起って来ます。
猫達と過ごした長い長い時間と思い出が、
全て私の体の中にしまわれて、私と一つになったという感覚。
頭の中とか、心の中とかいうのではなくて、
私の体中の隅々までを、猫達が滋養となって駆け巡っているような感覚です。
沢山だっこしたからかな。
あんまり寂しいという気持ちがしないのは、そのせいなのかも知れません。
こんな感覚を知る事ができて良かった。嬉しい。
↑少し回復して、また歩けるようになってた頃のマリちゃん。忍たま観てました。(笑)
猫床(猫の床屋) [猫]
通りすがりに目が合ったら、にゃーと反応してくれました。
白くてしっとりふっくらとして、とても幸せそうな猫ちゃん。
ガラス越しで声は聞こえなかったけど、嬉しくて目をしょぼつかせたり、
にゃーと鳴き真似したりして、すっかり挙動不審人物と化した私。
お店の奥では御主人がせっせとお客さんの理髪をしてらしたけど、
鏡に写ってバッチリ見られてました。恥ずかし。
もう猫ちゃんの専用席になってるらしくて、座席の上には布と座布団が敷いてありましたよ。
懐しい昭和な雰囲気のお店のたたずまいと相まって、とても心が温かくなりました。
私の事みとめてくれて有難うね、猫ちゃん。
夢も解きて [猫]
猫のマリちゃんが亡くなって、ひと月余りが経ちました。
人間ならそろそろ閻魔様の所に着く頃だそうですが、猫は虹の橋にまっしぐらですね。
↓携帯の待ち受け画像もマリちゃんのまま。
平穏に猫無し生活を送れているつもりでいたけれど、やはり身と心は正直なもので、
夜中に度々目が覚めたり等々してます。
二度程、猫のよねさんの夢を見ました。
四年前に亡くなったはずのよねさんが実はまだ生きていて、
遠い親戚の家で隠して飼われているというのです。
それで私は、その子は私の子だから返してくれと、涙ながらに懇願しに行くのでした。
無意識の内に代りの子を欲しているんでしょうねぇ。弱い奴じゃ。
だけど夢はそこで終わっているので、
それは適えちゃいけないという事も解っているんでしょう。
こうやって段々に心の整理と折り合いをつけていくんだと思います。
しばらくは湿っぽい記事をお見せしてしまうと思いますが御容赦下さいね。
↑みんな可愛い良い子達でした。
ここにいたの [猫]
もう故郷から東京に戻ってます。
猫のマリちゃんが亡くなって、完全に猫無し生活になった私ですが、
不思議と寂しいって感じはしません。
今までいつも猫が側にいる生活だったのに、どっか壊れちゃったんじゃなかろうかと、
自分で自分が心配になったりもしたんですけど。
動画を見たらさすがに動揺するかと思ったのに、
あらマリちゃんこんなとこにいたの〜って、ニコニコしちゃったくらい。
姿が見えないだけで、いた時と何も変わらない感じです。
だけど、私のとこに来て猫達、幸せだったかな…と思うと、やっぱり涙が出てしまいます。
面倒見てるつもりで、どれだけ心の支えでいて貰ってたか。
もう猫を言い訳にして生きる事は出来ないなぁ、自分。
↑猫達のお墓の墓標代わりの蜜柑の木。
根元をほじくったり、枝を払ったりしたので今年は実が成らないだろうと思ってたのに、
東京へ戻る前に見てみたら、ちゃんと花芽が出てました。すごいな。生命力いっぱい。
お蜜柑どうぞ [猫]
帰省先から書いてます。マリちゃんをお墓に入れる為です。
うちの猫達のお墓、近所の方に借りて頂いてる畑の片隅にあります。
畑して頂いてるお陰で、お墓も荒れずに済んでます。
お墓をほじくってたら、近所の方がお供えに可愛いお花を持ってきてくれました。
よかったね、みんな。
六年前に墓標代りに植えた蜜柑の木、去年初めて実をつけたそうで、
甘くて美味しい蜜柑だったと教えて下さいました。
根元に猫が埋まってるの知ってるのに、
嫌がらずに採って食べてくれた事にまずびっくり、そして感動しました。
ほんとによかったねぇ、みんな。これからもちゃんとお礼するんだよ。
猫業卒業 [猫]
東京は桜が満開、花冷えの曇り空でした。
猫のマリちゃん、今日の未明に旅立ちました。22歳の大往生です。
22年の4月4日なんて、覚えやすいわ。
奇しくもチビちゃん(猫・平成16年逝去)と同じ命日だなんて。
最後まで驚きを残してくれたマリちゃんに感謝です。
よねさん(猫・平成18年逝去)は3月10日だったし、
私にとって春は感慨深い季節になりそうです。
よねさん、根性悪だったから、自分だけは覚えにくい命日にしたのかな。
私がぼけないようにしてくれたんだったりして。
みんなみんな虹の橋のたもとで仲良く遊んでいてね。
マリ子が歩いた〜!! [猫]
猫のマリちゃん、このところ調子が好いようで、
ふらふらしながらも少し歩けるようになりました。
寝たきりになったばかりの頃は首も持ち上げられない程だったのに、
ここまで回復するとは…もうびっくりです。
悪くなる事はあっても、好くなる事はないと思ってましたよ。凄い生命力です。
いつまでも驚きと感動を与えてくれて有り難うね、マリちゃん。
金メダル猫 [猫]
沢山の感動をくれたバンクーバーオリンピックも明日で閉会、ちょっと寂しい気がします。
我が家の猫のマリちゃんにも、その不屈の精神に金メダルをあげたいです。
立てなくなっても移動するコツを習得したらしく、転んだり引きずったりしながらも、
結構色んなとこへ移動するようになりました。
もう寝たきりとは言えないわ〜。凄いガッツです。
本猫はただ動きたいから動いてるだけなんでしょうけど、
それだけに、その無垢で強い意欲には頭が下がる思いです。
何でも簡単に諦めちゃいけませんねぇ。有難うね、マリちゃん。
お気楽寝たきり猫 [猫]
猫のマリちゃん、今月初旬からついに寝たきりになりました。
犬に比べると猫は寝たきりになる事は少ないんだそうで、
私も寝たきり猫の世話なんて初めてで、戸惑いつつも何とか介護してます。
ていうかマリちゃん、立てなくなっただけで、あんまり気力は衰えてない様子なんですよねぇ。
お腹が空いたらキラキラの瞳でペットシーツかじって餌の催促するし
オムツ換えてる途中でうーーーんと伸びをしながら大あくびするし
(↑※オムツのテープの位置が上下逆です…恥)
当然のように介護を要求して来ては、喉をゴロゴロいわせてます。
自分がどういう状態なんだか、よく解ってないんじゃないでしょうか。(笑)
動けないのに食欲は変わらないので、少し体重も増えたくらい。
お気楽なモンですねぇ。こっちも気が楽で助かりますわ。
豆 言うな(笑) [猫]
猫のマリちゃん、ついにオムツ猫になっちゃいました。
お姫様ならぬ、おしめさまです。オムツ姿も可愛らしいわ。(親馬鹿)
動物病院の待合室で、犬を連れた年配の飼い主さんが、
「今度の豆は好きみたいでね、凄く良く食べるから良かったワ、
今は色んな豆があるから良いわよね〜。」
とお喋りされてて、一瞬、豆って何じゃ？と思いました。
犬に豆なんか食べさせてるの？豆が好きな犬？何かの健康法？等々…。
すぐ気付いたけど、豆ってつまり、ドライフードの事だったんですねぇ。
豆…確かに似てます。その発想は無かったわ〜。
うろうろするなら服を着ろ [猫]
猫のマリちゃん、高齢で代謝が鈍って、体温が37度台しかありません。
少しでも体温低下を防ぐ為に、起きてうろうろしている間だけ、服を着て貰う事にしました。
材料は家にあったフリースの端切れです。
服その一↓
服そのニ↓
展開図・服その一↓
展開図・服そのニ↓
服その一は保温性が高くて作るのも簡単なんですが、ちょっと動き難そう。
裾を踏んづけたり、トイレで汚してました。
服そのニは保温性は下がるけど、動き易そうです。トイレでも汚しません。
端切れが足りなくて手足の覆い布は別に縫い付けましたが、
胴体を大きめに作って切り込みを入れれば更に簡単ですね。
↑下僕(私)のオーバーを横取りして御満悦のマリ子嬢。
食欲満点、油断大敵 [猫]
猫のマリちゃん、Creが4超えてるのに、BUNが100近いのに、
食欲廃絶しないって何ですかー?!
毛並もつやつやだし元気だし、もうもう、獣医師も私もびっくり仰天ですよ。
今 丁度 検診フェアでお得だから、そろそろ血液検査しときましょうか〜って、
外注に出して一週間後、結果を見て肝を冷やしました。こんな子もいるんですねえ。
もう週に一度なんて呑気な事言ってられないので、自宅点滴開始です。
輸液の量の塩梅がなかなか難しくて、
マリちゃんには苦しい思いさせてしまったりしたけど、
幸い食い止められたみたいでよかったです。
飼い主の私は、使用済みの翼状針にキャップはめようとして、自分の指ぶっ刺したり、
床に落っことした使用済み綿花を拾おうとして、ドアノブに頭 強打してたんこぶ作ったり…。
お馬鹿をさらしつつも頑張って看病しております。
もうちょっとおつき合いさせてね〜、マリちゃん。
お盆だニャッショイ [猫]
猫のマリちゃん、どう言う訳かお盆の期間中、食欲が大増進しました。
21才とは思えぬガッつきぶり。
もしかして、先に虹の橋のたもとに行った猫達がマリちゃんに乗り移って、
みんなで一緒に餌喰ってるのか？なんて思ってしまった程です。
よしよし、みんないっぱい食べな〜、なんて声かけてみたりして。
さて、マリちゃん今は週一で病院に通って、皮下点滴を受けてます。
輸液の量や薬が体に合わないと七転八倒、錯乱してしまう事が判ったんです。
高齢で神経系統が過敏になってしまったようなんですよ。
なので大事をとって、自宅輸液は保留です。
それで、病院の待合室で高齢猫同志が出会うと、
飼い主同志はやはりフードやサプリメントの話題になりますね。
猫さんそれぞれに固体差があるから、万猫に効くとは限らないですけど、
もし何かのご参考にして頂ければと思い、
今マリちゃんにあげているフードやサプリメントの御紹介をしますね。
※いずれの画像も楽天アフィリエイトにリンクしてますのでご留意下さい。
まずメインフードは獣医師専用の猫慢性腎不全用の療法食です。
歯が弱ったマリちゃんにはウェットのみです。
こちらはあえて御紹介するまでもないので省略します。
で、腎不全用の療法食は低カロリーを補う為に高脂肪なので、
療法食だけ食べさせてたら、ぽっちゃり体型のマリちゃんは肝臓を悪くしたので、
自己責任で療法食に近いシニアフードも食べさせてます。
↓こちら。
↓体内の有害物質を吸着させる為の活性炭。
- ショップ: ペット健康便
- 価格: 2,700 円
↓免疫力向上を期待する舞茸エキス。
↓便秘解消にオリゴ糖。
マリちゃんの便秘にはビオフェルミンよりオリゴ糖が効果的みたいです。
でも、更に効果的なのは皮下点滴。やっぱ水分が大事なのね〜。
そうして飲み水は、近所のスーパーで汲んで来るピュアウォーターです(笑)。
猫の立ちション [猫]
猫がトイレでおシッコする時って、
普通は猫砂ギリギリまで腰を落として、床におすわりスタイルでしますよね。
ところが猫のマリちゃん、高齢で腰を落とすのがおっくうになって来たのか、
段々中腰スタイルでするようになって来たんですよ。
時には中腰さえおっくうなのか、立ったままで、チィーッとしちゃう時があるんです。
まるで雄猫のスプレーみたいに。
もうね、そういう時は猫トイレからおシッコ漏れまくりです。
フードカバーがあるから油断してましたけど、トレーとの隙間に溜って外へ垂れて、
床まで伝ってしまうんですよ。これは盲点でした。
なので今は、ペットシーツを猫トイレの周りに敷き詰めて、お漏らしに備えてます。
頑張れ〜。
↓何だか面白い形で寝てます。Ｃ？
絶賛老衰中 [猫]
猫のマリちゃん、ようやくお腹の調子も良くなりました。やれやれ。
あんなに弱っていたのが嘘のように、
今はガツガツ食べるし、ぐっすり眠るし、見違えるように元気になりました。
この調子ならあと十年くらいは頑張れそうな勢いですわ。
獣医師とも相談の上、今後はあまりにも負担になるような検査や治療は避けて、
なるべくのんびりと過ごさせてあげましょうという事になりました。
どうやら体調維持機能にも弱りが来てるみたいですし、無理して積極的な治療をしても、
体が堪えられずにかえって悪化を招く事もあるらしいです。本末転倒。
もう21歳ですもんねぇ。静かな余生を送って欲しいです。
だけど腎不全よりも老衰の方が追い付いて来たなんて、
考えようによってはとても幸せな事なのかも知れません。
なるべく長く、穏やかに、その時が来るまで見守ってあげたいと思います。
↓何故か腎不全用フードが大好きなマリちゃん。
ホームページの「漫画作品」に「詩画」を追加しました。
昔の同人誌作品なんかぼちぼち載せて行こうかなと思ってます。
二十一歳の意味 [猫]
お馬鹿な記事なんか書いてるから、バチがあたったという訳でもないんでしょうが、
猫のマリちゃんが突然体調を崩して、大変な事態に。
下痢嘔吐、脱水、体温低下。
獣医師も覚悟しとけといった様相で、ついにその時が来たかと うちしおれてました。
押し入れからアナログ一眼レフカメラ引っぱりだして、
35mmフィルム買いに街を駆けずり回ったり。
デジタルで記録した画像の他に、フィルムに直接、
光で焼きつけたマリちゃんの姿と陰影が欲しくてね。
幸いにも持ち直してくれて、今は小康状態になりましたが。
↓緊張しながら診察を待ってるマリちゃん。
勉強不足でお恥かしいですが、私、猫の老化は腎不全と正比例だと思い込んでました。
マリちゃん、腎臓の数値は基準値すれすれで、
まだそんなに悪くないから大丈夫、と、油断し切ってたんですよ。
でも猫の二十一歳。人間なら百歳以上です。
体全体の機能が老衰してるから、安心していいはずがないんです。
二十一歳とはそういう事かと、つくづく思い知らされました。
例え何事もなく過ごせたとしても、してあげられる事も、一緒にいられる時間も、
もうそんなに多くないのは事実ですもんね。
マリちゃんとの時間を、これまで以上に大切に過ごそうと思います。
↑老眼なのか、これまで使って来たガラス鉢の水入れだと
焦点が合わせ辛くなってきたらしく、水を飲むのに手間取るようになって来ました。
陶器の水入れに変えてあげたら、すぐ飲めるようになりました。
二十一歳の乙女 [猫]
↓二十一歳の乙女の見返り動画です。親馬鹿で済みません。
猫のマリちゃん、高齢性の脱水症状が慢性化していたので、しばらく皮下輸液に通いました。
毛並もふっくらつやつやに戻って、十歳は若返った感じです。
やっぱお肌に水分は大切なんですねぇ。私も輸液して貰おうかしらん。
ゆくゆくは自宅輸液になるかもしれないのに備えて、その指導と練習も受けました。
でも私が注射針を刺すと、輸液のたるみがどうしても片足側に片寄ってしまう〜。
しばらく歩き難そうにしてるのが申し訳ないです。ごめんよマリちゃん。
まだまだ元気で長生きしようね〜。
給付金は猫に献上 [猫]
私の定額給付金は猫のマリちゃんの病院代に消えました〜。
↑マリちゃんの歯石。
高齢の為に歯茎が痩せて、歯が大きく見えてるんだと思ってたら、巨大な歯石でした…。
ごめんねマリちゃん、早く気が付いてやれなくて。
検診の為に半日検査入院した時、無麻酔で除去して貰いました。
(高齢猫に麻酔は高リスクなので)
口の中がスッキリして、ホッとした様子のマリちゃんです。
↓今日のラクガキ。
うなじから背中へ [猫]
また誤解を招きそうなタイトルでスミマセン。
朝、起きたらうなじの辺りに違和感がありまして、何だかびりびりと痛い。
確めたら、長さ10cmあまりもの引っ掻き傷がついてました。
右の首筋から背中にかけて、一直線に斜めに、刀傷みたいに、ざっくり。
下手人はもう分ってます…。
いくらお腹が空いて待てないからって、寝首を掻くなんて、なんて短気なんでしょう。
お仕えする者の身にもなって下さいませ、お嬢様!!
↓そ知らぬふりでおこたでくつろがれるマリ子嬢、21歳。
野良猫共依存症 [猫]
ついに起こるべくして起きた事件が発生してしまいましたねえ。
野良猫餌やり殺人事件。
また猫の印象が悪くなってしまった気がして残念です。
どれもこれも、人間の身勝手な所業が産んだ事なのに…。
猫を捨てる無責任な飼い主、無責任に欲をあおるペットブーム、
周辺への迷惑を考えない無責任な餌やり…。
猫好きが猫嫌いを増やしているんじゃ、洒落になりませんがな。
実は私、犬が大嫌いなんです。怖いんですよ。小型犬でも駄目です。
好きな方も多いから、あまり公言しないようにしては来ましたけども・・・。
元々苦手だった所に、マナーやデリカシーのない「一部の」飼い主さん達のお陰で、
本当に大嫌いになってしまいました。
ノーリードでポインター散歩させて飛び掛かられたり、転んだ所を秋田犬に踏み付けられたり。
ポメラニアンふざけてけしかけられて、噛まれて血だらけにされたり。
柴犬放し飼いにして庭や家具を穴だらけにされたり、無駄吠えで毎日明け方に起こされたり。
猫なんか捨てて犬を飼えと強要されたり、勝手に猫を捨ててこられたり…等々。
犬には罪はないのは解ってますけど、もう治りません。
犬好きさんのお陰で、犬嫌いにされた人間がここにいます。
猫もそんなふうにしたくはないです。
どうすればいいんだろうか・・・。
↓今日のラクガキ。
手飼ひの虎 [猫]
昨日はお昼に「迷宮美術館」で、長谷川(りん)二郎氏の『猫』の絵を見てウルウルした後、
夜に「宇宙船地球号」で、噂のハイブリッド猫アシェラの特集を見てブルブルしました。
飼ってる人もいるのに本当に申し訳ないですけど、
ミックス犬のくだりではキメラの製造を見てるようで、どうにも気分が悪くなってしまいました。
スミマセン。
いやそんな事言ったら、うちのマリちゃんだってシャム猫と日本猫のキメラですけど。
家畜や観賞魚や栽培植物だって、はるか昔から人間の都合の良い様に品種改良してますけど…。
何でしょう、本能的に拒否感を抱いてしまう・・・。
とりあえずアシェラは私には「猫」には見えませんでした。
姿形は猫でもない、豹でもない、別の生き物。
なのに鳴き声は紛れもなく「猫」なのが、何故か物凄く切なかったです。
ともあれ私にゃ猫が相応です。わざわざ豹だの虎だの山猫だの飼わなくたって、
猫には「手飼ひの虎(てがいのとら)」っていう素敵な美称があるんですからね。
かっこいいじゃないですか、手飼いの虎♪ うちのは、虎と言うより海豹ですが…。
↓我が家の手飼いの…海豹(アザラシ)？
猫キッスの嵐 [猫]
平成19年10月11日（木）
猫のマリちゃん、年が年なので、半年に一度健康診断を受けてます。
今回の検査の結果は、腎機能の数値が少しだけ改善していてビックリでした。嬉しいな。
順調に悪くなる事はあっても良くなる事はないと思ってたのに、こういう事もあるんですねぇ。
何が良かったのかよく判らないけど、マリちゃんの健康に感謝です。
さてマリちゃん、もうすぐ二十歳になろうと言うのに、食欲も凄いです。
毎朝夜明け前に朝ご飯を要求して、寝ている私の顔中に猫キッスの嵐です。
猫キッスですからね、ぐーりぐり、ごーりごり、ざーりざり、
それこそ満身の力を込めて押し付けて来ます。情け容赦なく猫舌でヤスリかけてきます。
耳許ではニャーニャー騒ぎ立てるし、足踏みして髪の毛踏み付けるし、痛いわうるさいわで、
イヤでも目が覚めます。
食べる量も凄くて、放っといたら猫缶ちっこいの１缶、一度で完食しそうな勢い…。
時々あまりの元気さに、本当に猫なのか?!と不安がよぎる事があります。
いつの間にかもう猫じゃなくなってたりして・・・。
↓ラクガキです。猫と全然関係なくてスミマセン。
アホ絵に色着けて…。いや、楽しいんですけどね♪
猫はフケ専 [猫]
平成19年7月4日（水）
またなんか誤解を招きそうなタイトルでゴメンなさい。
子猫のふわふわした愛らしさも勿論素敵だけれど、
私は成猫のしなやかな美しさにより強く魅せられてしまいます。
老猫の清楚な可愛らしさには問答無用で悩殺されます。
猫って老ければ老けるほど可愛らしさが増強するような気がするんですよねぇ。
まさしく魔性の獣です。
このところお仕事の関係もあって、犬猫の色んな保護サイトや里親募集サイトを見て、
悲しい事実を多々知ることになりました。
猫の件数は犬の倍くらいあるんですねえ。
鑑札が義務付けられてない分、軽く考えられている所もあるんでしょう。
大半が子猫の中に成猫の姿もちらほら。
中にはかなりの高齢だったり、病気を抱えてたりする猫もいて心配になります。
見ているだけで何にもできない自分がもどかしいし。
それでもお気に入り(変な言い方でスミマセン)の成猫ちゃんが、
めでたく引き取り手が決まるとすごく嬉しかったり、
姿が見られなくなるのがちょびっと寂しかったり。
良かったねぇ、元気でいつまでも可愛がってもらうんだよ〜ってね。
↓ラクガキです。
長寿の才能(猫の) [猫]
平成19年6月29日（金）
ちょっと色々とり紛れておりました。
さて、猫雑学の本を見ていたら、長寿猫の記録が載っていました。
大体、長寿猫の傾向として
雌、雑種、放し飼い、気性が激しい、狩が上手、かなり高齢まで毎年出産していた…
などの特徴があるようでした。
これだけ見てると、野生児状態で自由奔放に育てれば長生きするような印象があるけど、
実際は「生命力の強い猫が長生きする」ってことなんでしょうね、多分。
うちの19才の高齢猫、マリ子はシャム猫と日本猫の雑種です。
高齢なだけに耳や歯が弱かったり、便秘がちだったりはしますが他に特に異常もなく、
獣医さんには見た目10才と言われてます。
何でもシャム猫は長命なんだそうで、20才以上は珍しくないそうな。
マリ子はその遺伝子が出たんでしょうと言うことです。有り難いな。
今年の夏は暑くなるらしいので暑気あたりが心配だけど、
なんとか元気に乗り切って欲しいです。
ところで猫の知能って、人間の２才児程度はあるんですって。
賢いなとは思っていたけど、具体的な例えを示されると何か不思議な感じがします。
人語を解することなんか、案外何でもなかったりするのかも。
よーし、これまで以上にお猫様を誉め倒しまくろう♪
↓ラクガキです。
マリちゃん、なぜ鳴くの？ [猫]
平成19年3月17日（土）
先日、ＴＶで育児川柳というのを紹介していて、ツボにハマって大笑いしたのがこちらの句。
「あまりにも 児(こ)がうるさくて 死んだふり」
これ、「児」が「猫」でもあてはまるんですよねぇ。
人の子と猫の子を一緒にしたら怒られるかも知れませんけど。
うちのマリちゃん(猫)、最後の一匹になってからというもの、鳴き声が凄まじいんです。
もう７年程前から耳が聴こえていないので、余計に。
以前はそんなに鳴く子じゃなかったんですよ。
それというのも、よね子(猫)が生前は猫達の伝令係を務めていたので、
餌の催促も、暑い寒いの訴えも、マリちゃんはしなくても済んでいたんです。
よねの後にくっついてさえいればよかったから。
そのせいでか、よねがいなくなってからは何か欲求があってもどうしていいか判らず、
ただひたすら大声で鳴き騒ぐしかなかったんでしょう。
私もマリが何を言いたいのか判らず、かなり追い詰められたりもしました。
もう19才だし、今更しつけようにも聞き分けられないだろうし、
ひたすら耐えるしかないのかって。
でもね、すごいもんですよ。
マリちゃん、ちゃんと訴え方を学習してくれたんです。
最近では餌が欲しい時は、振り返り、振り返りしながら、
私を台所まで誘導するように鳴くようになりました。(うう、愛いやつ)
親バカですけど、まだそんな生命力を保っていてくれたのかと、感動すら覚えましたよ。
マリちゃん、19才。まだまだ元気で頑張ってます。
ラクガキです→ 
夢でだっこを [猫]
平成19年3月10日（土）
よね子(猫)の一周忌です。
去年の今頃の事を思い出すと、少し切なくなったりはするけれど、
それでも結構元気に過ごして来れたと思います。
時々、よねやチビちゃん達の夢を見ます。
生前と同じように平然とナデナデしたり、だっこしたりして、
目が覚めた時いつもこう思うんですよ。
「うわーもっとちゃんとだっこしとけばよかった〜!!」って。
次にいつ会えるか判りませんもんねぇ。夢の中ではなんでか忘れてるんです。
今一緒に暮らしているマリ子を見送ったら、もう余程の事でもない限り、
あえて猫を飼う事はないと思います。
今から20年後にまたお見送りをする自信がないんですもん。
マリちゃんが私の最後の猫、なんてね。
↓ラクガキです。虐待とちゃいますー。
お稲荷猫 [猫]
平成18年12月18日（月）
我が家のベランダの下には小さいお稲荷さんの祠が二つ程見えます。
よくお祀りされてはいるようなんですが、
近所の野良猫たちの遊び場みたいになっちゃってて、
祠の屋根に飛び乗ったり足場にしたりなんかしてるのをよく見かけます。
そんな事してええんかいなぁ、と、ちょっとヒヤヒヤします。
それが今日、ビックリするような光景を見ちゃったんですよ。
一匹の猫が祠の手前に飛び上がったと思ったら、
そのまま奥の方をジッと見つめるようにして、いつまでもその場に佇んでるんです。
実はひなたぼっこしてただけでしょうけど、
まるで猫がお稲荷さんにお参りしているように見えました。
↓望遠で撮ったのですがよく判らない画像になっちゃってゴメンなさい。
まん中辺りに小さい白狐像があって、その向こうに茶トラ猫さんが佇んでます。
横向いちゃってますけど。
いつどこで聞いたんだったかな、狐と猫は共に陰に属する動物で、
昔の人はどちらも同じモノとして認識していたらしいとかなんとか。
そういやどちらもネズミ捕ってくれますもんねぇ。
今日見た茶トラ猫さん、実は稲荷大明神様の眷属なのかも？
マリちゃん歯抜けた [猫]
平成18年12月11日（月）
猫のマリの歯が抜けたので、当分カリカリしか食べられなくなってちょっと可哀想です。
今回抜けたのは上の犬歯です。
歯根がでかいので、歯茎に穴がポッカリ開いてしまって、
ウェットフードが中に詰まっちゃうんですよ。
化膿でもしたら困るので、ちょっと我慢してもらいます。
マリちゃんはもう牙が二本だけになりました。
もう一本も近々抜けそうな気配です。
よねさんは病院で一本だけ抜いてもらった他は、
亡くなるまで綺麗に揃った歯をしてたので、ちょっと慌てました。
同じ環境で同じご飯を食べてても、個人(猫)差があるんですねぇ。
さて、明日から全国的に寒さが厳しくなるそうなので、
皆様どうぞ暖かくしてお過ごし下さい。
我が家の窓から見える木立もすっかり葉を落としました。
枝のあわいから冬空が綺麗に見えます。
ラクガキです。→
池部ハナコ さん
単行本
『他人様の口唇に悪戯して楽し』
(※電書化済)『ラヂオ屋の電波使い』
(※電書化済)『恋愛レシピ(1)』
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