再現丼・中勘助の [食べ物]
平成21年12月18日(金)
中勘助(なか・かんすけ)の随筆に書かれてた「親なし丼」 こと、
" 切干しと里芋をからめに煮て玉子でとぢたの "
…というのがとても美味しそうだったので、再現してみました。青みは大根の葉っぱ。
田舎の婆ちゃん料理みたいな画像でゴメンなさい。
でもすっごく美味しかったです。これはいいわ〜。また作ろうっと。
中勘助を、私は小説から先に知りました。
『犬』や『鳥の物語』等を読んで、人間の業の哀れにぼろぼろ泣いて、
随分 後になって代表作の随筆『銀の匙』を読みました。
それで、あまりの世界観の差に拍子抜けしたものでした。
小説は泥土のように生々しくも哀しく、随筆は金色の夕陽のように儚くて切ない。
でも、どちらも真実なんでしょうねぇ。
中勘助(なか・かんすけ)の随筆に書かれてた「親なし丼」 こと、
" 切干しと里芋をからめに煮て玉子でとぢたの "
…というのがとても美味しそうだったので、再現してみました。青みは大根の葉っぱ。
田舎の婆ちゃん料理みたいな画像でゴメンなさい。
でもすっごく美味しかったです。これはいいわ〜。また作ろうっと。
中勘助を、私は小説から先に知りました。
『犬』や『鳥の物語』等を読んで、人間の業の哀れにぼろぼろ泣いて、
随分 後になって代表作の随筆『銀の匙』を読みました。
それで、あまりの世界観の差に拍子抜けしたものでした。
小説は泥土のように生々しくも哀しく、随筆は金色の夕陽のように儚くて切ない。
でも、どちらも真実なんでしょうねぇ。
2009-12-18 06:15
コメント(1)
池部ハナ子
はじめまして。
わたしは、中勘助の人と作品をこよなく愛していて、久しぶりにネットで調べてましたら、ハナコさまの美味なるお写真に出くわしました。
たしか中学時代に学校から帰って一人でよく作って食べていた、とか書いていたのは強く記憶に残っているのですが、どの随筆だったでしょう。
わたしも、そのレシピに想像力をいたく刺激されましたけど、ハナコさま、実際にお作りになるなんて。
「小説は泥土のように生々しくも哀しく、随筆は金色の夕陽のように儚くて切ない。でも、どちらも真実」というご所感には、その的確さに納得いたしました。
よろしかったら、また中勘助せんせのこと、教えてくださいませ。
by パセリな気分 (2010-03-01 21:42)