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長短 [もろもろ]

令和六年一月三日

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
今年の干支画像は、鈴木春信「見立半托迦(みたてはんたか)」です。
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鉢から龍を出したという逸話のある十六羅漢の一人、半托迦尊者が題材です。
本年は辰年、鉢から溢れ出る昇り竜の様に、どなた様の運気も上昇間違いなしですわ〜。

今年は元日から大変な災害やら事故やら立て続けに起きて、辛い年明けとなってしまいました。
被害に遭われました方々には謹んで哀悼の意を表し、お見舞い申し上げます。
どうか早く復興なって、元通りの日常が戻ってきます様に。
出る杭は打たれるとか抜け駆け許さんとか多様性がないとか、揶揄されがちな日本人気質だけど、こういう時には役に立つのです!!
頑張ろう、日本。
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みんなゆるゆる [もろもろ]

令和五年十二月三十日

二十八日まで開催されていた丸紅ギャラリーの企画展「源氏物語 よみがえった女房装束の美」観てきました。
近現代の宮廷装束を見学する機会はちょいちょいあるけど、平安時代までの萎装束の再現なんて初めて見るから、胸も躍りますわ。
展示は画像とほぼ同じで、中の人だけがするりと抜け出た空蝉状態でした。
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思ったよりこじんまりとした装束の印象だったのは、まだ唐風装束の名残が感じ取れたからかな。
身幅と丈がどんどん広がって伸びていってこうなりましたって。
袖は身頃に全部付いてて袂がない、襲袿はみんな同寸法だから下にいくほど撓む、巻きスカートだった裳は巻けなくなって腰に乗せて置くだけになって。
こんなゆるゆるガバガバの装束でいいのかと心配になるけど、普段は座った状態だし移動は膝行だし、ちょっと押さえて引きずるようにすれば問題なかったんでしょうね。
柔かく体に添う萎装束だからできたことかも。

今回は女性の萎装束だけだったけど、いつか男性の萎装束も見てみたいです。
女性の装束の国風化はまだ解りやすいけど、男性の装束はなんでこれがこうなるの?って不思議に思うところがあっても、ちゃんと理屈が通ってたりして面白いんですよね。

これは私の個人的な印象なんですけど、日本人て着るものを何故かゆるゆるガバガバにしたがる気がするんですよね。
高温多湿対策だけでは割り切れない気がするんですよ。
洋服の時代になった現代でさえ、常にゆるゆるガバガバのデザインはあるし、たまにピチピチパツパツで布地が少ないデザインが流行っても、あんまり主流にならないというか。
体型を露わにしたがらないだけでは収まらないような、なんだか「本体」を隠したがってるように思えます。
そういえば日本人て体だけでなく、素顔とか本名なんかも隠したがりますよね。
まるで、正体を知られたら魂まで持って行かれるというような、古代の防衛本能が今も遺伝子に組み込まれてるんじゃないかという気がします。
ゆるゆる、面白いな。

さて今年はコロナ渦中控えてた展覧会に幾つか行けて嬉しかったです。
大袈裟かもしないけど、命あってこそなんて思ってしまいます。
今年も色んな方面でお世話になりました事に感謝致します。
ありがとうございました。
どなた様もどうぞ良いお年をお迎え下さい。
来年もまた宜しくお願い申し上げます。
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春のおとづれ、春のかさね [もろもろ]

令和五年一月九日

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
松の内も過ぎてしまってお恥かしい。御容赦下さい。
そして成人の日ですね。新成人おめでとうございます。
新成人様にもどなた様にも、善きおとづれがかさねがさねありますように〜。

今年の干支画像は鈴木春重(司馬江漢)の「青楼雪」です。
harushige.jpg
作者名と画題は私が書き入れました。吉原の雪という意味ですね。
画面の下の方に、黒いお盆に載った雪兎がいます。
真ん中の若衆がお客、左右の娘が遊女でしょうか。
左の娘の帯は平十郎結びですね。
窓の外は雪景色、その中を駆けていく駕籠かきの姿が小さく見えて、深々とした風情が身に迫って感じられます。
さすが春信…ではなくて、春重、の作品なんですね、この浮世絵。
一文字違いの紛わしい筆名とそっくりの絵柄だから、私、暫くの間春信の絵だとばかり思い込んで騙されてましたわ(笑)。

この鈴木春重という人、実は鈴木春信の弟子だった人で、春信の没後に春信そっくりの絵と名で浮世絵を描いてたんだそうな。
今でもありますもんね、亡くなった作者の代わりに元アシスタントが未完の遺作の続きを書いたりするの。
春信の代わりに春信の絵を描いてるつもりだったのかな。
後に司馬江漢という名で洋画家、学者、文筆家などで名を上げて、近年では日本のダヴィンチなんて評される事もあるんだとか。
何でも探究しないと気が済まない性分だったんでしょうか。
本当に、良い意味で春信そっくりですもの。
春信大好きだったんでしょうねえ。
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ニャンニャン財布 [もろもろ]

令和四年十二月三十一日

スーパーの催事売り場でお会計してたら、すぐ近くで「ニャンニャンいるの~。」という声が聞こえてきました。
まるで幼な子をあやすかのような、優しげな中年男性の声で。
何だろうと思って声のする方を見たら、レジの後ろで何か作業をしていた男性店員が、マスク越しにも判る程の満面の笑みを浮かべて、私の方をじっと見つめていたんですよ。
まるで五十代の頃のマルチェロ・マストロヤンニを日本人にしたような、渋くて素敵なイケオジ様が。

(一体何が起こっているのだ?!)と私はパニック、レジ係のお姉様はそれ以上にパニック、同僚を二度見どころか五度見くらいして狼狽えてましたわ。
そして時空を瞬間凍結させたまま、マルチェロおじ様はさらに続けたのです。
「ニャンニャン可愛いね〜ニャンニャン〜。」

(もう駄目だ!!解らない!!)ニャンニャン爆撃の連続投下を喰らって、一瞬意識が飛びそうになった私でしたが、そこでハッと我に帰りました。
「これ?!この財布?!」
nns.jpg
(画像は参考です。(笑))
その時私が使っていた財布、猫の顔写真がリアルプリントされたものだったんですよね。
そう、マルチェロおじ様、私じゃなくて、私の財布を見つめていたんですねえ。
レジ係のお姉様も私の財布を見て「ああ!!」と安心され、マルチェロおじ様はなおもご機嫌でニャンニャン言いながら作業を続けられて、何事もなかったかのように時空は元に戻りました。

実はこれまでにもその財布を使っていると、時々レジやサッカー台で「あら~」と声をかけられる事があったんです。
でもそれはいつも女性で、男性に声をかけられたのは初めてだったので、かなり感動しました。
猫を見るとニャンニャン言わずにいられない衝動を隠そうともしないなんて、なんて身も心も素敵なイケオジ様なんだろうって。
来年もマルチェロおじ様が沢山ニャンニャン言える年でありますように〜。

さて、今年も何とか無事に過ごせた事、本当に有難いと思います。
いつだって何が起こるか判らない世の中ではあるけど、来年は誰もが歓喜に溢れてピョンピョン跳ね回るような年になる事を願います。
今年もお世話になり有難うごさざいました。
来年も宜しくお願いします。
どなた様もどうぞ良いお年をお迎え下さい。
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虎は千里の勢いで [もろもろ]

令和四年一月八日

新年明けましておめでとうございます。
今年も何卒宜しくお願い申し上げます。
松の内ギリギリで恐縮です。
今年の干支画像は、円山応挙の虎の絵です。
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まるでスコ猫みたいにふくふくと丸っこくて可愛らしい虎ですね。
生きてる虎を観察するのが難しかった時代、虎の皮や骨や、猫を参考にして虎の絵を描いたと言われますから、どうしても猫っぽくなっちゃうのが微笑ましいですね。

虎は日に千里を走り、巣穴の子虎を思ってまた千里を戻ると言われ、勢いの強さと生命力と愛情深さに溢れた獣とされる事から、それにあやかり新婚夫婦や新生児に虎の置物や玩具を贈る風習が生まれたそうな。
だからきっと、今年は虎力で世間の色んな困難も木っ端微塵に吹っ飛ばされますわ!!

そういえば私は新年早々ライオンの夢を見てしまって、寅年なのになんでライオンなんじゃと自己突っ込みしたのはまあ置いといて、かなり危険な夢だったのですよ。
掃き出し窓に鼻先突っ込んで部屋の中に入って来ようとする巨大な雄ライオンを何とか追い出そうとする夢。
…勝ったわ!!
デコパンチと鼻ピンで!!ライオン撃退!!猫か!!(笑)
もし現実だったら到底助からない事態ですから、これはきっと、もしも命も危ういような苦難に遭ったとしても乗り越えられるよって、夢のお告げと思います。
新年早々縁起が良いわ〜。
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神殿から御出勤 [もろもろ]

令和三年十二月三十日

いよいよ明後日は歳が明けます。
この一年何とか無事に過ごせた事に感謝致します。
神様仏様御先祖様皆々様、生かして頂いて有難うございます。
来年もまた宜しくお願い申し上げます。
皆皆様方の弥栄とご健勝をお祈り申し上げます。
なお分散参拝で初詣はもう済ませましたよ。

個人的に今年一番印象に残った世間の出来事はエミュー大脱走でした。(笑)
そしてなかなかしつこい感染症問題もまだしばらくは続きそうだけど、どうか来年こそは収束に向かいますように〜。
明るい年明けを願って、昔々に撮った画像ですが貼らせて頂きますね。
伊勢神宮内宮の宇治橋前の大鳥居からの日の出です。丁度今頃の時期に見られるんですよね。
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ウシシでモ〜猛攻 [もろもろ]

令和三年一月十一日

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い申し上げます。
牛に引かれて善光寺詣り〜とばかりに、
本年もどなた様にも良き巡り合わせが多くありますよ〜。
kuroushizu.jpg

とはいえ新年早々首都圏は緊急事態宣言が再発出されたりして、
大変な年始になりましたけど、
どうぞどなた様も油断せず身辺にお気をつけてお過ごし下さい。

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賽銭ルーレット [もろもろ]

令和二年十二月二十九日

今年もお世話になりました。有難うございました。
このコロナ禍に、何とか無事に生き延びられた事に感謝します。
来年もまだしばらくは油断ならない世相が続くでしょうけど、
どなたさまもどうぞお気をつけて、そして良いお年をお迎え下さい。

コロナ禍の他にも実は個人的に色々大変な年だったんですけど、
良い事も少しありました。
獅子座流星群で人生二番目に大きくて綺麗な流れ星を見られた事。
生きてていいって言われてるみたいで、元気が出ました。
またあんな綺麗な流れ星が見たいって思えるからかもね。
いつか火球も見て見たいです。

クリスマス前に近所の神社へ早めの初詣に行ったら、
おみくじで大吉が出た事。
大吉なんてここ何年も出た記憶がないから、素直に嬉しいです。
今の境遇が大吉状態なのかと思ったら堪らないけど、
ちゃんと「来年に備えて心構えを整えておきなさい…」とあって、
神様ちゃんと今の世相を解ってるんだなぁって感動しました。

さて寺社へお参りする時にちょっとした遊び感覚で
賽銭ルーレットってのをやるんですけど、
何のことはない、ただその時持ち合わせの小銭をまとめてポケットに入れて、
社殿やお堂毎につかみ出した小銭をお賽銭箱に入れるってだけです。
つかみ出した金額が神仏の思し召し〜ってわけで、金額に迷わずに済みますし。
ただしポケットに入れるのは百円硬貨以下です。
五百円硬貨つかみ出してしまうと経済的心理的消耗が激しいので(笑)。
かの御木本幸吉翁が事業で成功する前、賽銭入れ過ぎたって神官に無理言って、
取り返したって話を聞いた事あるし、無理して不相応な事はしませんわ(笑)。

天然物コンクリート肉球スタンプ〜。
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補修したのか埋め直した跡が所々残ってましたが、
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殆ど劣化して剥がれちゃってました。さすが、肉球パワーは無敵なのね。
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立ち止まったのかな。並んだ肉球可愛い。
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五百の御縁 [もろもろ]

令和二年一月五日

明けまして御芽出度う御座います。
本年も引き続き宜しくお願い申し上げます。
今年の干支画像は『鼠草子』です。
nezumino.jpg
本年もどなた様にも幸福が鼠算式にどんどんと増えますよ〜。

昨年末はつい、何もしないまま過ごしてしまったなんて考えてしまったけど、
むしろ、何事もなく無事に過ごせたという事でもあるんですよねぇ。
感謝を忘れない一年にしたいと思います。
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初めて見た令和発行の硬貨が五百円玉でした!!
凄いわ!! 五百の御縁に恵まれるのは間違いないね!!
posted by はなだの at コメント(0) 
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急がなくてもあっという間 [もろもろ]

令和元年大晦日

今年もいよいよ大晦日、無事に過ごせた事を感謝いたします。
有難うございました。
頂いたご縁とお陰様に。

今年は些細な事ながらちょっとした環境の変化があったりして、
例年にもまして月日の経つのが早かった様な気が致します。
まだ何にもしてないのにもう一年経ってもうた〜、って、
これもまた例年より無意味に焦ったりして。
来年こそはもうちょっと何とかしたいなぁ。

ともあれ今年も一年このブログとお付き合い下さって有難うございました。
来年もまた宜しくお願い申し上げます。
どなた様もどうぞ良いお年をお迎え下さい。

急いで春を掴もうとすると危いね!!(笑)
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posted by はなだの at コメント(0) 
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産みます増えます [もろもろ]

平成三十一年一月六日

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

亥年ということで、亥の子餅をどうぞ。時期外れで恐縮です。
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無病息災と子孫繁栄を祝うお菓子ですよ。
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増えます。
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まだまだ増えます。
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本年はどなた様にとっても幸福が猪突猛進の勢いで
どんどん増えて生まれてもう大変な事になっちゃいます〜。
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みんな年越し [もろもろ]

平成三十年十二月二十九日

仕事納めが過ぎると一気に年の瀬の雰囲気になりますね。
スーパーの品揃えも〆縄やおせちのコーナーが華やかになり、
買い物客の混雑も慌ただしくて、気をつけないとぶつかりそうです。
近所の交番の近くの道ではこれから交代に向かうのか、
警察官が三人ほど談笑しながら歩いていて、
手にはどん兵衛が2ケース抱えられていました。年越しそば代りかな?
任務ご苦労様です。

今年も何とか無事に過ごせました事、感謝致します。有難うございました。
大きな事件や災害も多かったけど、被災された方々、国土の復興を願います。
来年がどなた様にとっても良き年となりますように、心からお祈り申し上げます。
そして重ね重ね有難うございました。
来年また、ご挨拶申し上げます。

時々お伺いする保護猫カフェにて。今年最後のお伺い時。
スタッフさんに爪切りされて荒ぶるお猫様。猫ドリルと化してます(笑)。
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観念なさったようです。
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ニャオンカードもあればな [もろもろ]

平成三十年一月六日

あけましておめでとうございます。
今年も何卒宜しくお願い申し上げます。
どちら様にもここ掘れワンワンとばかりに幸福が湧き出る年になりまする〜。

さて、実は犬が苦手過ぎてWAONカードも作れないほどな私ですが、
お気に入りの犬本は何冊かあったりするのですよ。
せっかくの戌年なので、何冊かご紹介させて頂きます。(全てアフィリエイト画像です)


↑正月早々こんなグロい本紹介して恐縮ですが、犬と言えばこの本は外せません。
絶対にハッピーエンドではないのに、バッドエンドとも言えない…。
真っ黒な闇と泥の中できらめく水晶のかけらを洗い出す作業をさせられているような本。


↑しばわんこの和のシリーズ、アニメ化もされましたね。
「お母さん…」「お茶碗がぁ〜」の場面は何度見ても泣かされるので敵わんです。


↑作画作業にくたびれ果てて、つい投げ出したくなってしまいそうになった時に、
この本を見て頑張る勇気を貰ってました。
研ぎ澄まされた画力には、一本の線にでも物語が潜むのですね。
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ハートを和紙掴み [もろもろ]

平成二十九年十二月二十九日

学生時代のお話です。
先輩が授業の研修だかで越前和紙だったかな?和紙工房の見学に行ったら、
手漉き和紙の見本を何枚かお土産に貰ったとかで、私に見せてくれたんですよ。

木の葉や木くずをすき込んだ、渋くて素敵な和紙だったんです。
そういうのが結構好きだった私は「わぁ〜素敵ですねぇ綺麗ですねぇ〜。」と
素直に見惚れてたら、「よかったらあげようか?」と先輩が言ってくれたんです。
そりゃもう私、大喜びですよ!!
「いいんですか?!ほんとに?!うわー嬉しい有難うございますー!!」って大感激。
先輩、「そんなに喜ぶと思わなかった…。」って、びっくりしてました。
実は私にくれる前にも、当時高校生の妹さんにあげようとしたら、
「そんな汚い真っ黒けの紙なんか要らん!!」と突っ返されたんだそうです。
それを聞いて私もびっくりしました。
こんな素敵な手漉き和紙も、興味ない人にはただの汚い紙にしか見えないんだ?!って、
目から鱗の思いでした。
人には人それぞれの価値観があるって思い知らされた出来事でしたわ。

本棚の整理してたら、昔作ったコピー本の同人誌が目に留まりました。
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奥付けを見たら平成三年製、商業誌デビュー前です。
表紙は和紙のコピー用紙、背表紙は金彩入りの揉み和紙、
本文は袋折で、赤いレース糸で和綴じ製本しました。
勿論一冊ずつ手作りで、よくまあこんな手間のかかる事してたもんです。
商業誌で描かせて頂くようになってから、
いつか和紙を使った単行本が出せたらいいのにな〜なんて、
儚い妄想を抱いてたもんですけどね。

でも今って、和綴じ本も同人誌の印刷所で製本して貰えるんですってね!!
試しに調べて、さすがにびっくりしました。もの凄く手間がかかるのにー?!
時代の変遷の凄さに、久々に打ちのめされた一件でしたわ〜。

まあそんなわけで、時流にすっかり置き去りにされてる感を強めた年末ですが、
お陰様で何とか今年も無事に過ごす事が出来ました。
本年もお世話になりまして誠に有難うございました。
どうぞ皆様良いお年を…。
年明けに、またご挨拶申し上げます。
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厄も流しサル [もろもろ]

平成二十八年一月四日

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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↑画像は月岡芳年の孫悟空です。

昨年の大晦日の夜、自転車に油を差していたらあちこちベタベタにしてしまい、
元日の朝から洗濯機を二度も回す羽目になった私です。
年の初日に厄も洗い流しサル、というわけで、幸先良しと致しますわ〜。
本年がどなた様にとってもより良い一年となりますように、お祈り申し上げます。
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あけましておめでとうございます [もろもろ]

平成二十七年一月四日

あけましておめでとうございます。
めでたいが輪になって来ましたよ〜。(紅白かまぼこです)
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皆様にとって今年が幸多き年でありますように、お祈り申し上げます。

今年の私の初夢は、卵かけ御飯を食べる夢でした。
新年早々、食い意地が張ってると言うか、何と言うか。
食うに困らない年になるという事でしょうか。
ともあれ、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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『ラヂオ屋の電波使い』の事等 [もろもろ]

平成二十六年大晦日

今年も残すところ僅かとなりました。
お陰様で今年は拙著『他人様の口唇に悪戯して楽し』が携帯配信されたりして、
改めて世間様の目に触れる機会を頂いた事に、深く感謝致します。
昔読んで下さって、いまだ覚えて下さってる方なんて、失礼ながらもう
いらっしゃらないだろうなんて思ってましたけど、
そうでもなかったと知る事も出来て、本当に嬉しかったです。
本当に皆様有り難うございます。

もう一冊、『ラヂオ屋の電波使い』は入手困難で配信見送りになりましたけど、
何故だかこの本は私、古書店でも一度も見かけた事がなくて、
ネット書店等でも殆ど見かけた事がありません。他の本は結構見かけるのに。
何故に見かけないのかは判りませんけれど、もしも、もしも、
気に入って手放さずにいて下さってる方が多いからだとしたら、
本当に嬉しい事この上ないです。勝手にそう思って幸せに浸っております。

そんな感じで、今年は結構嬉しいご縁の頂けた年になりました。
来年も、そんなご縁が頂けたらいいなと思います。
それでは、
皆様どうぞ良いお年をお迎え下さい。
今年もお世話になりまして、本当に有り難うございました。
来年もまた宜しくお願い申し上げます。
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ウマく参ります [もろもろ]

新年明けましておめでとうございます。
今年も世の中皆様にとって良い一年でありますように。
↓今年は午年という事で、こちらは伊勢神宮内宮の神馬です。
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遠景だとこんな状況です。↓
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毎月三度、午前八時頃、神馬が正殿にお参りする行事がありまして、
正にこれからお参りしようとするところです。
外宮内宮とも同時に執り行われます。
神馬とはいえ、馬は石段より先は参上が許されないので、
ここからぺこりと頭を下げて、上手にお参りします。
外宮では板垣の外からお参りします。
何度か見かけましたけど、何度見ても感動的です。
歴代の神馬の中には、前足を突き出して後ずさりするようにして、
深々とお辞儀をする賢い馬もいたそうです。
凄いですね、馬って。
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迷い道 [もろもろ]

平成二十五年十二月三十日

今年は漫画と全然関係ない事してました。
相変わらずサイトの更新も中止のままで、
もうこのまま設置し続ける事にも疑問を感じていたりします。
ただ、ブログには今でも一定数のアクセスを頂いていますので、
それだけは当面残すつもりではいます。
とはいえ、アクセス頂いてる記事の殆どが、漫画と関係ない内容なんですけどね。
老猫と着物と料理ばかりですけど(笑)、少しでもお役に立てているなら嬉しいです。

漫画のチャンスを頂いた事が無かった訳ではないけど、勿体なくも
色々と考え込んでしまって、前に一歩を踏み出す事が出来ませんでした。
意気地がなかったとか、今はまだその時期ではなかったとか(笑)、
色々と言い訳は考え付く事が出来るけど、それも皆ご縁なんだろうと思います。
来年は、ご縁があればまたチャンスを頂けるかもしれませんし、
なければないでしょう。
人事をつくしてナントカとか、運を天にとか、そんな感じでしょうか。
投げやりっぽくてゴメンナサイ。

年明けにまたご挨拶致します。
本当に、今年も有り難うございました。
どうぞ皆様、よいお年をお迎え下さい。
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脱皮ぃ〜ニューイヤー [もろもろ]

寒中お見舞い申し上げます。
松の内どころか、鏡開きまで過ぎてしまいました。面目ございません。
昨年は環境の変化もあり色々と慌ただしかったのですが、取り敢えず生きてます。
頂いた様々な御縁に感謝致しております。有難うございます。
下は別ブログの落書きブログにも貼った画像で恐縮ですが、
こちらにも貼らせて頂きます。↓
250112.jpg
実は一昨年辺りから少しずつ漫画復帰を試みていたりするのですが、
まだまだ具体的な事には繋げずにおります。
結果が実現してから御報告したかったのですけど、
ちょっとこぼしてしまいました。失敬。ゴメンなさい。
そんな次第でもあり、まだしばらく当ブログとホームページの更新は休止させて頂きます。
てかまだ諦めてないのか、自分。我ながらしつこいわ。
ともあれ今年は巳年だけに、これまでのしがらみから脱皮がかなえば嬉しいな。
世の中も新しく生まれ変わって、明るい話題が増えれば良いですね。
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不朽の名辰!! [もろもろ]

平成二十四年一月九日(月)

今年は辰年、龍(たつ)と言えば思い出すのがこの龍です。
どこまでもどこまでも、ぐんぐん遠く長く飛んでいく・・・。
希望の子を乗せて。



(楽天ブックスのアフィリエイト画像です。)
こんなふうに、日本も力強く元気になって、昇竜の勢いで、
きっと復興成りましょうぞ。

ホームページ及び当ブログは今年も更新休止継続中です。
落書きブログは続けてます。
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兎の上り坂〜 [もろもろ]

平成23年1月8日(土)

もう松の内を過ぎましたので、寒中お見舞い申し上げます、ですね。
一応、干支の画像は、お馴染み『鳥獣人物戯画』の兎さんです。
u2011.jpg
さて旧年末にお知らせした通り、今年はホームページの更新をお休み致します。
落書きはひっそり続けますけど。

何はともあれ。
弓矢のように真直ぐ的を目指して、兎の上り坂のようにどんどん上へ、
どなた様にとっても今年が明るく飛躍する年でありますように〜。
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兎も七日 [もろもろ]

平成22年12月30日(木)

「兎も七日なぶれば噛み付く。」って、何か凄まじい諺ですね。
来年はこんな調子で、いい加減に世の中が明るくなって欲しいものです。
明日はいよいよ大晦日。

個人的には今年は環境が激変した年でありました。
言うまでもなく、最長老だった猫のマリちゃんが亡くなって、
完全に猫無し生活になってしまった事。
これまでは一匹亡くなっても、後に残された猫が支えになってくれたけど、
今はもう完全に誰もいなくなってしまったわけですから。
1と0、いるといないのとでは大違いです。
思ったより受けた打撃が大きかったみたいで、
やろうと思ってた事、なんにも頑張れずに過ごしてしまいました。
色々と頑張り疲れたのかな。そんなのは言い訳なんですけどね。

なんで漫画描いてないんだって、昔の知り合いに責められる夢を見てしまって、
己の心の焦りを思い知らされましたわ。(笑えない)
落書き出来るようになっただけでも進歩だと、
自分では思ってたつもりだったんですけどね。

まあそんなこんなで、色々思う所あって、
来年はホームページの更新を少しお休みしようと思います。
今の状態では、めそめそと言い訳がましい事しか書けない気がしますから。
ただ落書きブログはなるべく続けようと思ってます。

それでは、最後になってしまいましたが、
皆様、今年もおつきあい頂きまして誠に有り難うございました。
来年がどなた様にとっても幸福な年でありますように〜。
(松の内過ぎると思いますが、年明けの御挨拶だけは致します。)
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かまけぐせ [もろもろ]

平成22年12月1日(水)

夏から始めた落書きブログにかまけて、日記の更新がほったらかしになってます。
心苦しさは抱えつつ、
どうしても好きな方へと流されて行ってしまうのは如何ともし難い事で…御免なさい。
手が痛くて箸も持てなかった頃が嘘の様。
今は絵が描けるのが嬉しいです。
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日にち薬、順調 [もろもろ]

平成22年11月1日(月)

シャトレーゼのお萩です。
chatohagi.jpg
青紫蘇入り七穀お萩(右端の)というのが美味しそうで気になって、
お店に買いに行ったら、売り切れなのか何なのか、置いて無かったんですよ。
めげずに店員さんにきいてみたら、奥からちゃんと出して来てくれました。
嬉しい。きいてみるもんですね。
売場が狭くて置場が無かったのかな。七穀、好評みたいなのに、勿体無い。
手に持ったパックから青紫蘇の爽やかな香りがぷんと立ち上って来て、
つい他のお萩も一緒に買って来てしまいました。紫蘇が大好きなんですよ。
最近ちょっと落ち込み気味だったから、こういうささやかな幸せが心に染み入ります。

四月に猫のマリちゃんが亡くなって、猫無し生活がもう半年余りになります。
もう、というより、まだ、という感覚なんですよね、私としては。
もうずぅーっと長い間、猫のいない暮しに耐えて来たような気がするのに。
よく頑張ったつもりでいたのに、まだたったの半年しか経っていないだなんて…。
改めて気付かされて、なんてへたれなんだ自分、と、結構落ち込みました。
子供の頃は時間の経つのが長く感じられるものだけど、それと同じ理屈なのかな。
猫無し生活に順応しようと、心の状態が大変革を起こしているせいなのかも。
「日にち薬」とはよく言ったものですね。湿っぽくてゴメンなさい。
お萩食べて元気出そっと。
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なんとか納豆か [もろもろ]

平成22年10月20日(水)

今夜は十三夜の後の月ですね。
今年のお月見は中秋も後の月も曇空で残念でしたけど、
考え様によっては片見月にならなくてよかったのかも。

さて話は全く変わって、今更ですが今年って、平城遷都千三百周年なんですね。
今頃ふと思い出しました。
猫のマリちゃんの事とか色々あったせいでしょうか、取り紛れて。

「納豆要らんか平城京」710年平城京遷都。

そう語呂合わせで覚えましたっけ。
でもこの語呂合わせ、「何と立派な平城京」の方が一般的らしいですね。
確かにそっちの方がお上品です。
何で私、納豆なんて思い付いたんでしょう。
いくら納豆が好きだからって、意地汚いわ。(笑)

語呂合わせで年号や元素記号を暗記するの、
昔は口コミか参考書くらいしか情報源が無かったから、
無いのは自作してたんですよね。
色々へんてこな語呂が出来たもんです。

ちょっと検索してみたら、
そんな語呂合わせを集めたサイトが幾つかあったので見てみました。
納豆どころじゃ無い、思わず笑ってしまった語呂合わせがありましたわ。

「道真が白紙に戻した遣唐使」894年遣唐使廃止。この別バージョンが…

「吐くよゲーゲー遣唐使」・・・爆笑。
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はぐれ蝉 [もろもろ]

平成22年10月17日(日)

昨日、近所の屋敷林で蝉が鳴いているのを聞きました。
今年の異常気象のあおりでしょうか。びっくり。
たった一匹、元気無さげによろよろと鳴いていたのが可哀想でした。
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天地の詞(あめつちのことば) [もろもろ]

平成22年9月29日(水)

あめ つち ほし そら
やま かは みね たに
くも きり むろ こけ
ひと いぬ うへ すゑ
ゆわ さる おふせよ
えの江を なれゐて

最古の手習い歌と言われる『天地の詞(あめつちのことば)』。
仮名四十八文字が、重なる事なく一つずつ使われた歌。
大切なもの、美しいものは単純で易しい。
昔の人の心ばえの何と素直で麗しい事か。
この日本の国土がいつまでも美しく健やかでいて欲しい。
多くの人に愛される姿であって欲しい。

仮名文字だって元は海の向こうから頂いたものなのに。
この可愛い紅い花だって、海を渡って来てくれたものなのに。
komahigan.jpg
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虹が出たー!! [もろもろ]

平成22年9月15日(水)

このまま常夏の国になってしまうんじゃないかと思う程、今年の猛暑は大変でしたが、
ようやく昨日、今日、明日と涼しくなるそうで、ホッと一息つけそうです。
このまま秋になってくれればいいのにな。
昨日の夕方、通り雨の後で虹が出てました。↓
rb.jpg
何度見ても虹は綺麗で嬉しいです。
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雀は何処へ? [もろもろ]

平成22年9月10日(金)

雀の数がここ半世紀で1/10に減ったと言う話は聞いていたけど、
今年の夏に入った頃から、うちの近所では本当に見かけなくなりました。
熱中症でやられちゃったんでしょうか?
何だか不気味…と言うより、怖い。雀、何処行ったんでしょう?

上京したばかりの頃は、東京では雀の数が随分と少ないので、
結構不安にかられたものです。
田んぼが無いんだから雀も住み難いんだろうと、理屈では解っているんですけどね。
田舎人の本能で、雀もいないほどの凶作地帯かと(笑…っちゃいけませんね)。

そういえば、雀で思い出しました。
やはり上京したばかりの頃、東京のムクドリは随分酷いガラガラ声だなぁと思ってたら、
オナガと言う鳥でした。
関東ではごく普通にいる鳥だと聞いていたけど、
本当にごく普通にいるのでちょっと感動しました。
その名の通り、すらりと尾の長い、白黒青の綺麗な鳥ですよね。
西日本にはいないんですよ。昔はいたけど、何故か絶滅したらしいです。
雀は大丈夫なのかなあ。
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(C) 池部ハナコ IKEBE, Hanako   
池部ハナ子

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