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サントリーでガッカリ [文化芸術]

平成20年8月14日(木)

サントリー美術館へ、楽しみにしてた
「小袖 江戸のオートクチュール展」を見に行きました。
和服入館割引があるので、和服姿が沢山見られるかと期待して行ったんですけど、
日が悪かったのかなぁ、ほんの数人いらしただけでした。残念。
しかもあろう事か、その和服姿の人がでっかい音で携帯鳴り響かせちゃって、
えらいドひんしゅくをかってました。
勘弁してぇー(泣)。

とまあ、少々ケチが付いてしまったけど、
展示されていた小袖達はどれもこれも皆とてもステキでした。
小袖の他にも化粧道具や小間物、能装束、かいまき布団まで(笑)。
乳幼児用のちっちゃい振袖の前では、
どなたも「可愛い、可愛い」と顔をほころばせてました。

古くは桃山時代の小袖なので、色褪せてしまったものが多かったですけど、
当時はどんなにか輝かしい色彩を放っていたことでしょう。
そう思って見ていたら、平成の技術で当時の小袖を再現したものが一着、
展示されているのに気が付きました。
こういう企画は嬉しいですねぇ。
お蚕さんの命の名残りも生々しい、真新しい絹のきらめき。
どなたもため息混じりで眺めてました。

展示されていた小袖の中には、とんでもない箇所で接ぎ合わせてあったり、
背縫いで柄がずれまくってたり、幅出しの跡がくっきり残っているものが結構ありました。
高価だからと言う理由だけではないと思います。
きっと大切に大切に使われていたんでしょうねぇ…。

↓今日のラクガキ。
kenaf.jpg
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(C) 池部ハナコ IKEBE, Hanako   
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