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雪駄を履いた陵王 [人形装束と着物]

平成18年5月8日(月)

さてGWも終わりましたね。皆様どんな思い出が出来ましたでしょうか。
私も帰省中の思い出話ばかりで申し訳ないのですけど、地元の神社で偶然にも雅楽の奉納があったので見て来ました。
この神社、小学校の時の遠足の定番で、境内が広くてちょっとした探検ができるので、自分でも時々自転車飛ばして遊びに行ってたとこです。実は伊勢国の総社だそうな。

最初の曲は「蘭陵王(らんりょうおう)」。
拝殿前で観客が待ち構えていると、なんと石段のたもとに陵王登場。演出がにくいですなー。

小雨模様だったので傘持ちの人、後ろには裾持ちの人がいます。
この陵王さん、よく見ると足元は白足袋に雪駄履きです。
拝殿に土足で上がらないためなんでしょうが、雪駄履いた陵王ってなんか庶民的で可愛らしいですね。普通は絲鞋(しかい)という絹糸で編んだ紐靴を履きます。

裾(きょ)が素敵!!

舞人は妙に線が細いから最初女性かと思いました。
被り物を取ったら、小柄ですらりとした可愛い男子学生さん。某大学の雅楽部の人でした。

続いて「抜頭(ばとう)」 の舞人登場。
観客の一人がしきりに「赤鬼、赤鬼。」と言ってました。確かにそう見えますね…。

ほらほら、またもや裾(きょ)が素敵!!

こちらも被り物を取ったら、小柄ですらりとした可愛い男子学生さんでした。
鬼なんて言われて可哀想に〜。


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(C) 池部ハナコ IKEBE, Hanako   
池部ハナ子

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